こんにちは。今日はTeamBAS主催のミニモトクロスレース応援に出かけてる販促ツールメーカーGRIT!ヨシダです。
先週、総務省からケータイ市場の実態というニュースが流れた。
ケータイを通じて商売された金額の統計だが二種類に大別されてある。
一つはモバイルコンテンツと定義されケータイの中で完結する商売。(着信メロディ・着うた・モバイルゲーム・電子書籍・待ち受け・占い等)
もう一つはモバイルコマースと定義され、ケータイを通じて行う商売。(通販・興業チケット・旅行予約・航空券・鉄道・証券取引手数料・オークション・公営競技)
年々右肩上がりで増え続けてきて、昨年1兆円を突破したという内容。
これをどう見るか。
今、日本には約1億台のケータイがある。
1億台ですよ!
それで1兆円。
単純に割り返せば1台1万円。
使う人使わない人はっきり分かれているだろうから、何も買わない人がたぶん4割くらいいて、6割くらいで【年間1万未満】【年間3万以内】【年間5万以上】みたいな感じで層が分かれているのだろう。
それぞれの分布はこんな感じ
モバイルコンテンツ(クリックしてください)
モバイルコマース(クリックしてください)
トランザクションとは証券取引手数料・オークション・公営競技など
伸び率そのものは他業種に比べ、うらやましい限りの成長ぶりだが、ケータイ本体の普及はすでに伸びしろが頭打ちになっているので、ケータイに触り慣れた世代の成長待ちという踊り場が来そうな感じ。
個人的にはケータイをしゃべるもの、メールするものという概念から外して、生活の中の使い勝手に合わせた開発は出来ないものかと思う。
例えば
1,クルマに乗ればカーナビにケータイのチップが入っていて、常に最新の地図がダウンロードされ、事故や渋滞はもちろん、移動中のクルマから最寄りの場所で行われているお祭りやイベント情報が刻々とお知らせしてくれたりする
2,メガネの形をしたケータイを作り、様々な仕事の現場でマニュアルやノウハウがすばやくメガネをスクリーンにして見えるような機能を持たせたりする。もちろん、家でリラックスしながらメガネケータイで映画をダウンロードして楽しむなんてのアリだろう。
3,さらに言えばノートの形をしたケータイがあり、書き込んだことが一元管理できて教育や仕事で、誰がどんな情報を書いているのかが見えるようになったりすれば能力アップに役立つだろう。
などなど「情報をアップロード・ダウンロードするもの」と考えれば、いくらでも使い道はあるだろう。カーナビはもちろん、メガネのレンズに画像を投影したり視線を合わせることでメニューを選ぶことは技術的に出来上がってる。ノートに書く文字や図形認識に至っては、パソコンとリンクさせるレベルなら1万円そこそこで商品化されてる。
せこせこと「春モデル」「夏モデル」とか重箱の隅を突つきまくるような端末開発ではなく、生活そのものがガラッと変わるような世界を期待したい。
勢いついでに書くが、書籍出版会社には、小説やビジネス書だけでもいいので即刻あらゆるものを電子書籍化してケータイで読めるようにして欲しい。写真やレイアウトを考えると雑誌類は一山越えなければいけないが、文字だけの小説やビジネス書なら何ら問題なく電子書籍化できるはず。「若者の文字離れ」などと通り一遍の嘆きを繰り返すより、ドーンと合従連衡して全出版社共通で「本のiTune」を作る英断をしてもらいたい。(今でも各社各仕様で電子書籍は出されているが、規格もバラバラだし、出てる作品も極めて貧相。でも、もし興味在る方は青空文庫というサイトとTーTIMEというサイトを訪れて見てください。明治の文豪の小説がタダで、ケータイはおろか手持ちのデジカメやPSP、iPhoneなどで読書できます)
そんな訳で一見すると調子良さげなケータイビジネスも、日本全体の購買力から見るとアンバランスなほど小さな市場になっちゃってる、というお話でした。
ちなみにボク自信はケータイを通じての買い物はゼロ円の「親父世代」
上のグラフ類は下記のサイトからパクってきました。
http://www.soumu.go.jp/s-news/2008/080718_4.html